恐竜魚。なんて素敵な響きなんでしょう
深海魚、深海生物の仲間には、現代に生きていて、なおかつ恐竜時代から存在すると言われている種類が結構います。
メガマウスやミツクリザメなんかもそうですね。
その中でも本日ご紹介するシンカイエソは、学名BathySaurusといいます。バシサウルスです。
ついにきました。サウルス系(笑)
アロサウルスやスピノサウルスのように、恐竜には~サウルスという名前が
よく使われていますよね。
ジュラシック・ワールドに登場する肉食海棲爬虫類のモササウルスなんかもそうです。
そんなサウルスという名前を背負っています。リアル恐竜です。
- 硬骨魚網
- ヒメ目
- シンカイエソ科
- 生息地域 : 太平洋
- 体長 : 約65cm
たしかに見た目は恐竜っぽいですよね(笑)
全体のフォルムは魚ですが、トカゲの様な爬虫類系にも見えます。
そこからこのバシサウルスという名前がつけられたそうです。
しかし学者様が名づけた学名にしては、なんてかっこいい名前なんでしょう(笑)
見た目に反して底生タイプ 例のあの機能搭載
このドカンとした体型で体も重いことから海底にじっとしていることが多いです。
イトヒキイワシ、ナガヅエエソなんかと同じ底生タイプです。
獲物が来るまで動かずじっと待っているんですね。
そしてこの鋭い歯としゃくれ具合(笑)
この歯は後ろに倒れるように動きます。しゃくれとあいまって捕らえた獲物は、もがけばもがくほどどんどんと口の奥へ吸い込まれていきます。
便利です。長年の進化のなせる技ですね。
ロマンです。
海底で動かないので、イトヒキイワシなどと同様、繁殖の機会がなかなかありません。
そこでまた、あの便利機能が備わっています。
イトヒキイワシと同様、雌雄同体っていうやつですね。
オスもメスもありません。これってもっと進化していくと、一人で繁殖出来るようになるのかもしれませんね。
ロマンです。
いや、一人で繁殖ってロマンはないですね…。
ぼくなら相手がほしいです(笑)
エソシリーズはカッコよすぎるので、深海屋ではきっとグッズにしていくはずです!