ポンペイワーム 火山の国からやってきた!!

ポンペイワーム 深海生物紹介

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まるで花が咲いているような深海魚、深海生物です!

ポンペイワームの登場です!!

  • 環形動物門
  • 多毛類
  • 学名 : Alvinella pompejana

歴史的なネーミング

ポンペイワームという名前なのですが、不思議な名前ですよね。

東南アジアのどこかの街のような名前ですよね。

これ、実は当たらずとも遠からずなんです!

なんと!!

ローマ時代の「ポンペイ」という都市の名前から来ています。

このポンペイという都市、実は悲劇に包まれている町なんです。

映画化なんかもされていますよね。

火山VS人間

いやぁ、大自然の前では人間は無力なんです。

という映画ですね(笑)

では何故そんな悲劇の街にちなんだネーミングになっているのでしょうか?

熱水噴出孔出身者!!

このポンペイワーム、アメリカの3人乗りの潜水艇、アルビン号により発見されました。

アルビン号がどんどん海底に潜っていき、チューブワーム、白いカニ類などいつもの光景を眺めながら深く潜っていると、羽毛のような、赤い芝生のようなものが海底を覆っていたそうです。

チューブワーム 深海生物紹介
出典:wikipedia 深海のオアシスに棲む謎生物 この意味不明な生物、植物のようにも見えますが、れっきとした深海生物です。 ...

そうなんです。

これがのちのポンペイワームである(笑)

ポンペイワームは発見されたとき、熱水噴出孔の間近で発見されました。

普通、熱水噴出孔近辺で発見される深海魚、深海生物は少し離れた、水温がそこまで高くならないところで発見されます。

発見した時の赤い部分は頭の部分。

この部分は巣穴から出ているので周りの水温は約4℃。

まー深海生物としては普通です。

ところがポンペイワームの体の部分、これは熱水チューブのようになっている熱水噴出孔の間近に入り込んでいます。

その中の温度、なんと!!! 約80℃!!

うん、頭隠して尻隠さずです!!

いや、ちがうな。

頭冷やして尻熱すぎ!! ですね(笑)

これはヒートポンプのように体液を循環させているのではないかと考えられています。

まーそれにしても、温度差がありすぎて耳キーンなりますわ(笑)

この焼けるような温度に住んでいるというところから「ポンペイ」という名前がついたのですね。

ここまで高い水温のなかに住んでいる生物は数少ないです。

以前紹介した事のある深海生物の中ではイトエラゴカイくらいのものですね。

イトエラゴカイ インディアン、ウソつかな~い(笑)
イトエラゴカイ 深海生物紹介 出典:OLYMPUS-E-Systemで深海を撮る 飛び道具的なゴカイの仲間、行ってみたいと思います。 ...

やはり見た目も少し似ていますね。

生物学者様達の注目の的

なのでポンペイワームの熱耐性を持つ特徴は分子生物学者様達から注目されています。

この特徴が解明されれば科学分野、産業分野共に更なる進歩を遂げることが出来るそうです!!

なんだかすごい!!

いつの日か建築されるであろう、海底都市への第一歩になるのかもしれませんね!!


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