カブトウオ・ヨロイギンメ 深海生物紹介
カブトウオの登場です。
なんでしょうか、ドクロっぽくもありますね。
- 脊索動物門
- 条鰭綱
- クジラウオ目
- カブトウオ科
- 生息地域 : 太平洋、大西洋、インド洋
- 体長 : 約14cm
- 学名 : Poromitra crassiceps
かっこいいですねぇ。
やっぱり黒くてゴツゴツしている深海魚はかっこいいです。
オニキンメなどに近い感じの風貌ですね。
オニキンメと比べると、あのがっつりとした牙のような歯がありません。
シャア専用カブトウオ(笑)
その代わりと言ってはなんですが、顔に特徴があります。
なんと!!
このゴツゴツとした顔、骨なんです!!
まーそりゃみんな顔に骨はあるでしょうと思われますが、かなりの浮き彫りっぷりです!!
目の周りのまるで仮面のような部分もすべて骨です。
シャア・アズナブルの仮面と完全一致ですね(笑)
この顔面凶器のようなゴツゴツ感が兜っぽいところからカブトウオという名前が付いているのです。
予想通り、漢字で書くと「兜魚」です。
漢字で書いてもなんだかかっこいい(笑)
さらにカブトウオにはかっこいい特徴があります。
なんと!!!
頭の上にのこぎり状のトサカがあります!!
これもあれですね。骨です!!
しかしのこぎり状なので、触るとかなり痛いです。
これで獲物を調理しま・・・・・・せん!!(笑)
しかしそこは深海魚、深海生物。
なにが起こるかわかりません。
ロマンですねぇ(笑)
いろいろなカブトウオ
カブトウオはカブトウオ科に属しているのですが、オオメカブトウオ、チヒロカブトウオなど5属36種もいるそうです。
その種類の多さから大型の深海生物の獲物として重要な役割を果たしているそうです。
まーそんな地位はいらないでしょうけど(笑)
さらにはカブトウオという名前がついていない種もいます。
ヨロイギンメなどがそうですね。
そしてカブトウオより少し小ぶりですね。
しかしれっきとしたカブトウオ科であり、ゴツゴツしています。
やはりかっこいい。
実は古代種
しかしこの質感、ゴツゴツ感、何か有名魚に似ていますよね。
そう、あの深海魚、深海生物界のスーパースター、シーラカンスです。
たしかに親近感がハンパ無いですね。
ウロコのゴツゴツ感がそうさせているのでしょうか。
あのジブリの作品、崖の上のポニョにもカブトウオらしき魚が多数登場していました。
ホントロマンの塊ですね!!
カブトウオのグッズ・・・・やっぱり兜ですかね(笑)