ゴエモンコシオリエビ 熱水噴出孔から来た大泥棒

ゴエモンコシオリエビ深海生物紹介

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出典:JAMSTEC
久々の白い深海魚、深海生物です。ゴエモンコシオリエビの登場です。
とっても美しい白い姿ですよね。

  • 節足動物門
  • 軟甲綱
  • 十脚目
  • コシオリエビ科
  • 生息地域 : 沖縄トラフ
  • 体長 : 約5cm
  • 学名 : Shinkaia crosnieri

ゴエモンコシオリエビはエビという名前が付いていますが、大きく言えばエビで間違いないのですが、正確に言うと異尾類ということで、ヤドカリの仲間だと言うことです。
まーその辺も突っ込みどころではあるのですが、よく形を見てみると…

ハサミがあり、甲羅があり、あきらかにカニっぽいです(笑)
どうも調べてみるとカニに近くもなくはないようです。

エビであり、ヤドカリであり、カニでもあるのですね。

なんだか欲張りですね(笑)

熱水噴出孔出身!

しかし深海で白い色は目立ってしまいます。

深海で白いといえば…

そうです。
熱水噴出孔の近辺に住んでいます。言わずと知れた深海のオアシスですね。

熱水噴出孔の近くに住んでいると言えば、以前紹介したこともあるイエティロブスターチューブワームシロウリガイスケーリーフットなんかがいます。

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熱水噴出孔といえば300℃もの高温の温泉が噴き出しているのですが、実はゴエモンコシオリエビが住んでいるのは熱水噴出孔の近くというだけで、実は水温4~6℃くらいなのだそうです。

なので、ゆでガニ?ゆでエビ?ゆでヤドカリ?になる心配はないそうです(笑)

重要な胸毛

イエティロブスターゴエモンコシオリエビはほとんど同種と言っても過言ではないくらいに特徴が似ています。
見た目も似ていますよね。

イエティロブスターはその名の通り、毛むくじゃらでイエティのように見えるところから名前が付いていましたが、ゴエモンコシオリエビもふさふさと白い毛が生えています。

しかも胸の部分に生えています。

はい。
胸毛ボーボーです(笑) ワイルドだろぅ?(笑)

この毛にも理由があります!

毛の中にはバクテリアが存在していて、バクテリアは熱泉に含まれる硫化水素を養分として取ります。
ゴエモンコシオリエビはそのバクテリアを食べて生活していると考えられています。

深海には餌が乏しいので自分の毛の中に食糧を蓄えているということになります。
すばらしい進化ですね!!!

その説明をくわしく紹介している動画がありましたので、こちらをどうぞ!!

そして名前の由来は…

ゴエモンコシオリエビという名前ですが、ゴエモンというのはあの天下の大泥棒、石川五右衛門から取られているということです。

石川五右衛門は釜茹での刑で処刑されたと言われています。

なので約300℃の熱泉の近くで生活しているゴエモンコシオリエビが、

「こ、これはまるで釜茹にされているようだ・・・」

ということで、数ある熱水噴出孔の近くに住んでいる生物の中から大抜擢され、ゴエモンという名前が付きました。

実際は上記のとおり、4~6℃の所にいるのでそんなことは無いのですが(笑)

ゴエモンコシオリエビはコシオリエビ科ということでこの名前がついていますが、腰を曲げたままにしているように見えるので「腰折エビ」と言われているそうです。

実はけっこうまんまな名前ですね(笑)

何度か水族館でも飼育、展示されていますので、またチャンスがあれば見に行ってみたいですね!!
白い生体はいつか何かグッズを作ってみたいですね。


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