無事キングクラブの捕獲、展示に成功した沼津港深海水族館の石垣館長。
次なるターゲットはこちらの深海生物です。
ゾウギンザメ。
誰ですか?ゾウキンと思ったのは!!
違います。
ゾウ、ギンザメですね。
ゾウギンザメは、シーラカンスよりも進化が遅いと言われ、何億年も姿が変わっていない、世界最古の深海魚のうちの一種とされています。
ロマンです!!!古代魚ですね!!
そしてもしゾウギンザメの捕獲、展示に成功すれば…
日本の水族館として初めての事です!!!
この偉業を成し遂げることができるのでしょうか?
一年に一度だけ浅瀬にあらわれるゾウギンザメ
今回の捕獲作戦の舞台となるのは、南オーストラリアのモーニントン半島。
普段は深海に生息しているゾウギンザメですが…
この時期、産卵のために浅瀬まで出て来るそうです。
卵を泥の多い海底に産み付けるために集まったメスのゾウギンザメを捕獲するという作戦。
たまたまスケジュールが空いていた、Wエンジンのえとうさんを助っ人に加え、いざ捕獲作戦決行!
今回の捕獲は船釣り。
ボートから釣竿で普通に釣っちゃいます。
しかし、限られた時間はたったの二日間!!
というのも、ゾウギンザメはとってもデリケートで、元気な状態で捕獲して日本まで輸送しようと思ったら、非常に大変なのです。
輸送やその後のケアの事を考えると、スケジュール的にどうしても二日しか時間がないとの事…かなりシビアな戦いが待っているようです!!
いざ作戦開始!!
ゾウギンザメの特徴はコチラの記事にも書いた通りですが、鼻でエサとなるものを探します。
これ、微弱な電気などを感知して見つけちゃうという非常に不思議なシロモノなんですよね。
何億年も前からこういった生態があった事に驚きです。
そういうわけで、海底に泥がたまっているところが漁場になるようです。
と、その時!!
いきなりヒット!
残念。フィドラーレイ!エイです。
しかし、この生物がいるということは、ゾウギンザメが近くにいる可能性も高いとの事。チャンスありです。
その後も…
ガミーシャーク!!!
おいしいフィッシュ&チップスの材料になるサメです。
というか…ぼくも南オーストラリアに旅行で行った時にはフィッシュ&チップスを食べましたが、こんなサメが使われていたんですね…知りませんでした。
そしてこのガミーシャークも深海生物です。
このあたりの海は、浅瀬にも関わらず、水温が低いので深海生物が集まりやすいそうです。
しかしその後は釣果もなく、一日目終了。
輸送のことを考えると、遅い時間まで漁に出ているわけにも行かず、時間はかなり限られています…。
二日目スタート!しかし思わぬトラブルが…
そして泣いても笑っても二日目、最終日。
ここでえとうさんがある事に気づきます(仕込みっぽいけど…笑)
船が違います。あれ?
昨日までバリバリ仕切ってたオーストラリア人の漁師さんもいません。どうなっているのでしょうか…
なんと…
急遽お休みです!!!(笑)
というか、クビだそうです!!!(笑)
二日しかないのにそれで大丈夫なのでしょうか?!
視聴者的にはとっても不安です…。
代わりに急遽捕獲作戦の指揮を取るのは、イケメン漁師のジェームズ!!!
なかなか男前で頼もしい感じですが、たった一日でゾウギンザメ捕獲成功となるのでしょうか??
しかし、このトラブルが思わぬ幸運を呼ぶ結果に…!!!!!
続きはまた次回!!!お楽しみに~!
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