アシボソシンカイヤドカリ 深海生物紹介

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出典:NAVERまとめ

エキセントリックな見た目のヤドカリ

パッと見では、何の生物か分からないですよね。
深海魚、深海生物にもヤドカリの仲間がいます。実はこの生物、ヤドカリなんです。

アシボソシンカイヤドカリといいます。へんてこな形ですよね(笑)

  • 節足動物門
  • 軟甲網
  • 十脚目
  • オキヤドカリ科
  • シンカイヤドカリ属
  • 体長 : 約15cm
  • 学名 : Parapagurus furici

そしてエキセントリックな住居

ヤドカリと言えば、宿を借りるということでヤドカリという名前が付いていますが、ほとんどの種は宿として貝殻を借ります。
そして成長して大きくなり、貝殻が体に合わなくなってくると別の大きめな貝殻を探して新しい宿に移り住むわけですね。

ところがどっこい、このアシボソシンカイヤドカリ、スナギンチャクというイソギンチャクの仲間を宿にします。
しかも宿にされたスナギンチャク、生きています。

生物を宿にしているので、成長するときは一緒に成長します。

つまり、引越しする必要がありません!!

なんだか素敵(笑)
ファンタジーな設定です。いや、設定ではないですね、リアルです!!

もしかして、スナギンチャクもいろいろと動き回れる方が楽しいかもしれませんね(笑)

穴を空けられているのか…?

しかし生きたスナギンチャクをどうやって宿にするのだろうかと調べてみたら…

直接穴を開けて入り込み、宿にする説
もともとは貝殻を持っており、貝殻にスナギンチャクが寄生して、貝殻も成長しその形に合わせてスナギンチャクも成長する説

もともと貝殻を持っているが、スナギンチャクが貝殻を吸収していき、やがてくっつく説

この3つがありました。

直接穴を開けて入り込み、宿にする説が一番多く見られたのですが、ホントのところはどうなのでしょうか?
どなたか詳しい方、もしご存知でしたらコメント欄から教えてください(笑)

水深300~3000mにまで生息し、捕獲される事も非常に少ないそうなのでホントの所はわからない説が一番正解なのかもしれません(笑)ロマンですねぇ。

まるで鳥山明デザイン…(笑)

この姿、何かに似ていると思ったら…

あれですね。
ドラゴンクエストに出てくるキングスライム!!

が、ちょっとシュッとしたやつ(笑)

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ちょっとだけシュッとしてみたらこうなりました(笑)

あっ…似ているのは王冠だけのような気がしてきました(笑)

さて、このアシボソシンカイヤドカリ、何故スナギンチャクを宿にしているかといいますと、深海には貝殻があまり無いというのも理由の1つですが、身を守るためだと言われています。

貝殻の方が硬くて守れるのでは??
と思いますが違うんです。

なんと…スナギンチャクは毒をもっています!
組織や粘膜に、海産動物としては最強の毒素パリトキシンを持っています。なんだか怖い…

スナギンチャクが毒で自分を守り、それに便乗してアシボソシンカイヤドカリも守られるのですね。
進化のロマン!?なのですかね(笑)

熱処理をしても壊れない毒素だそうで、人間がスナギンチャクを食べることは不可能です。

って言っても食べる人はいないかと思われますが(笑)

しかし、日本の南の方でよく食用にされているアオブダイなんかはスナギンチャクを捕食するそうです。
耐性があるのでしょうか?まーそうでないと死んでしまいますね。

せっかく強力な毒で守っても食べられるときは食べられるようです。
悲しき自然界の掟です。。。

そういうわけで、アオブダイの内臓は食べられません。
フグと同じですね。アオブダイを食べた人が死亡した例もあるそうです。

ぼくも沖縄でアオブダイを食べましたが、ちょっと怖くなりました(笑)
フグと同じで、しっかりと捌ける方に調理をお願いしたほうがいいようです。
アシボソインカイヤドカリの動画を探したのですが、どこにも見当たりませんでした。残念!!!
しかし、日本の水族館で何度かは飼育、展示されたことがあります。

ですが、そこは深海魚・深海生物。あまり長くはご存命されないようです。
過去に沼津港深海水族館、鳥羽水族館、竹島水族館などで飼育展示されていますので、情報が入ったら早めに会いに行くことをおすすめします。

見た目のインパクト大ですので、グッズにするには最適ですね(笑)


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