トリノアシ 深海生物紹介

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出典:しんかいらいふ(人潟るけ様)

謎だらけの古代生物

またまた来ました。
植物のようで植物でない、実は動物という謎生物。

チューブワームと同じですね。

チューブワーム 深海生物紹介
出典:wikipedia 深海のオアシスに棲む謎生物 この意味不明な生物、植物のようにも見えますが、れっきとした深海生物です。 ...

深海魚、深海生物は謎だらけです。

  • 棘皮動物門
  • ウミユリ網
  • ゴカクウミユリ目
  • ゴカクウミユリ科
  • 生息地域 : 日本の太平洋沿岸
  • 体長 : 約30~50cm
  • 学名 : Metacrinus rotundus Carpenter

このトリノアシ、ウミユリの仲間という事で古代種です。
ウミユリは約4億年前から存在していたと言われているので、恐竜より昔から生きていたということです!!

かの有名なシーラカンスと同じくらいの歴史があるということですね。ロマンです!!

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出典:wikipedia
シーラカンスと同じような特徴があり、その昔は浅い水域にも沢山いたのですが、ライバルの多い浅い水域よりも、深海に生き場所を選んだということです。

そのおかげで現代まで生息し続けているのですね。
ピンチはチャンスです!!

トリノアシという和名ですが、これ、カタカナなのでそれっぽく見えますが…漢字で書くと・・・鳥の脚です。なんてこったい(笑)
実はまんまなんですね。
たしかによく見ると鳥の脚っぽいですね。
ニワトリの足を逆さにしたような外観にちなんでこの名前になったという事なので、正しい漢字は鶏の脚なのかもしれません(笑)

ちょびっと動くトリノアシ

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出典:水族館ふりーく
トリノアシは棘皮動物に分類されているので、ヒトデやウニと同じ仲間です。
体のほとんどは骨格で出来ており、筋肉や腱はほとんどないそうです。

なのであまり動きません。
しかし、あまり動かないということは…つまり、動きます(笑)

あきらかに植物ではない動きを見せてくれます。

この動画を見ると、植物では無いことがわかりますね。
ヒトデやウニと同じ仲間ということもうなづけます。トゲトゲにも見えますね。

ヒトデは体の一部がちぎれても再生することが出来ますが、このトリノアシも再生します。
なんなら内臓がちぎれたとしても再生できるそうです!!すごいです!

ゾンビワームよりゾンビっぽいですね(笑)
無敵感が漂っております。

植物ではないので表現がちょっと違うかとは思われますが、茎のような部分から枝のような部分が生えています。

これは「巻枝」と呼ばれるそうです。
それを足のように動かして移動することも可能です。

まーしかし上記通り、あまり動きません。
移動している姿を見ることはかなり難しいかと思われます。

腕?腕が何本あるの?

そして花びらというか、椰子の木の葉のように見える部分は腕になっており、約40本もあるそうです。

その一本一本には、細かいトゲのようなものががたくさん生えています。
この構造はプランクトンをひっかけるのに役立ちます。

腕でとらえた餌は、腕の根もとの真ん中にある口に運ばれます。
やっぱりあらためて、動物なんですね。

ちなみに食べているのは小さな有機物ということです。
いわゆるデトリタスですね。
調べてみると、なんとトリノアシを飼育されている方がおられるそうです。すごいですね!!
雨宮昭南さんという方で、東京大学の三崎臨海実験所の教員をされていたということです。

興味のある方はこちらの記事を見てみてください。

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出典:ひむかのハマグリ

日本の太平洋沿岸に住んでいるということですが、現在存在するウミユリの中では割と浅い水域で見られるということです。
浅いとはいっても約80~500mとのことなのでちょっと潜ったら見えると言う訳ではありません。

いやぁ、見れば見るほどヘンテコな生き物ですねぇ…可愛らしい!


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