クマサカガイ 深海生物紹介

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出典:鳥羽水族館 飼育日誌

収集癖のあるオモローな貝

深海魚、深海生物にはびっくりどっきりおもしろい~な特徴を持つものが多数いますが、おもしろい~ランキングではかなりの上位になると思われるクマサカガイ

種類的には巻貝の一種ですが、変わり者感満載です!!

しかも1億3500万年前の白亜紀にはすでにいたと言われています。実は古代種のようです。

  • 軟体動物門
  • 腹足網
  • 盤足目
  • クマカサガイ科
  • 生息地域 : 西太平洋、インド洋
  • 体長 : 約7cm

このクマサカガイ、水深100~300mに生息しているそうで、深海生物と言えます。

ぱっと見ただけで何かおかしいのがわかりますよね。

自分の貝殻にいろんなものがひっついています。

これ、砂に潜った後にたまたま乗っているとかでは無く、自らくっつけているんです!!
他の貝殻や小石、珊瑚、さらには抜け落ちたサメの歯まで、なんでもくっつけるそうです!!

いやぁ、変わっていますねぇ。

ロマンを拾い集めていますね(笑)

なぜ彼はくっつけてしまうのか…

何故こうやって様々なものをくっつけるのか、今のところわかっていません。
しかし、いろんな説があります。

まずはクマサカガイの殻は割りと薄いので、薄い殻を補う補強説。

次に、外敵から見えにくくするためにくっつけるというカモフラージュ説。

そして、泥に沈みにくくするために、雪の上を歩くときに履くカンジキのように使う説。

さらにいうと、とってもおしゃれ説(笑)

まーあれですね。
たぶんどれも正解かと(笑)ロマンが膨らみます!!

そうさ僕らは世界にひとつだけの貝

面白いことに、同じクマサカガイでも個体によって付ける物の好き嫌いがあるそうです。
小石専門、二枚貝専門、巻貝専門、とくにこだわりなくなんでもくっつける者などなど。

おもしろすぎますね(笑)

個体でくっつける物が違うということは、見た目はひとつひとつ全く違うものになります。
個性的でいいですよね。オンリーワンな貝を目指しています(笑)

やっぱりおしゃれでくっ付けている説が濃厚なのかも!?そんなことないですかね(笑)

実は単に集めたいだけという、いわゆる収集癖があるだけだったりするかもしれませんね(笑)

ぼくも昔は若干の収集癖があり、ホラー人形やCDなど、いろいろ集めちゃっていました。
最近は大人の事情で収集不能です(笑)

深海屋もグッズを沢山つくって、収集していただけるようがんばります…!!
よろしくお願い致します(笑)

ちょっとカッコいい伝説の盗賊

クマサカガイと言う名前は平安時代の伝説の盗賊で、最期は牛若丸に討ち取られたという熊坂長範と言う方から来ているそうです。

棒や薙刀(なぎなた)、大太刀などの七つ道具や数々の盗品を背負っている姿が似ているからだという事です。

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出典:wikipedia

まー別に似てはいないですが…これはイメージで付けられた感じですね。
こういうネーミング、結構好きです(笑)

英名がCarrier Shells、キャリア シェルズ、直訳すると、貝殻運搬人。

まーまんまですね(笑)
学名がXenophora pallidura、このXenophoraにも異物、背負うという意味があるそうです。

クマサカガイは鳥羽水族館沼津港水族館など、けっこういろいろな水族館でで飼育、展示されています。興味がある方は是非足を運んでみてください!!


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