メナガグソクムシ 深海生物紹介

3出典:NATIONAL GEOGRAPHIC

グソクファミリーの一員

深海魚・深海生物の中でも人気者ランキング1、2を争うスーパースターのダイオウグソクムシ。仲間には小ぶりの、日本近海にもいっぱいいるオオグソクムシがいますよね。

ダイオウグソクムシ  深海生物紹介
深海生物の中では大人気のダイオウグソクムシ。 とにかくかわいい!!かわいすぎる!! いろいろなグッズが各方面で出てますよね。...

それに加え、新しい仲間の紹介です。メナガグソクムシです!!

  • 節足動物門
  • フクロエビ上目
  • 等脚目
  • スナホリムシ科
  • 体長 : 約1~3cm

このメナガグソクムシ、見た目はダイオウグソクムシ、オオグソクムシよりも、もっとダンゴムシに近いです。なので虫感はかなり上がっています。虫が苦手な方にはちょっとキツイ感じになってくるかもしれません。

まーもともとダイオウグソクムシ好きな方に虫が苦手な方がそんなにいるとは思えませんが(笑)

名前の由来は見たまんま、目が繋がって横に長いところからきています。

完全に天才バカボンに登場する本官さんと同じですね(笑)

1[1]

まるで吸血ダンゴムシ

メナガグソクムシはダイオウグソクムシ、オオグソクムシとは違い、生き物に寄生してその血液を養分にして生きています。
まるで吸血鬼のようです!!

寄生ということで、宿主が死んでしまうところまでは血を吸いません。
うまい具合に調節しながら血を吸います。くっつかれた方はたまりませんね…(笑)

なんだかちょっとやり過ぎな気もしますが、みんな必死に生きています。それもロマン!!
生物に寄生してない間は、海底の土の中に潜ります。とにかく何かに潜っていたいようです。

恥ずかしがり屋さんですね(笑)

しかし獲物を見つけると結構な速さで泳ぐらしいです。そしてとりつきます。
まーそれくらい速く泳げないとなかなか寄生出来ないですもんね(笑)

なので、水族館などで飼育、展示する場合、他の魚などと同じ水槽には入れられないそうです。
寄生されてしまうと、宿主も弱る上にメナガグソクムシは全く見えないという意味のわからない状況になってしまいますもんね(笑)

ホホシロザメ飼育の現状

これはもしかしてあのサメ界のスーパーヒーロー、ホホシロザメが水族館にいない理由も他の魚を食べてしまうからなんじゃないだろうか!?
と思ってしまいがちですが、実は違います。

White_shark[1]

出典:wikipedia
ホホシロザメに限らず、サメ類の多くが実は止まると死んでしまうんです。
マグロなども一緒ですね。

死んでしまう理由は、止まってしまうとエラ蓋をパクパク出来ず、泳ぐ勢いで水をエラに通さないと呼吸が出来なくなってしまうからなんです。
したがって止まると窒息してしまいます。

え…じゃあ寝ないの?
と思いますが、マッコウクジラなどと同じで、脳の片方ずつが交互に睡眠をとります。
ぼくもこれ出来たらいいのに(笑)

ホホシロザメは動きが非常に機敏で、獰猛、さらに体長も4m以上とかなり大型です。
びっくりするくらい大きな水槽がいるうえ、環境をととのえるのが相当大変ですね。

世界中に飼育にチャレンジした水族館があるそうですが、なかなか難しいそうです。

ということで、現在飼育、展示されているサメ類はその例外に当たるサメということで、非常に泳ぎがゆったりしていて、性格も温厚で鈍感という傾向があるそうです。

そして、実はホホシロザメはアメリカのモントレーベイ水族館で何度も飼育チャレンジされています。
最長198日間も展示、飼育されていたとのことです!!

深海屋ブログでもよく紹介させてもらっているMBARI様ですが、こちらはモントレーベイ水族館の調査機関のようです。
さすがです!行って見たいアメリカ西海岸!!

日本では島根県アクアスで4日間だけ飼育されたことがあるそうなのですが…

な、なんと!!
2016年1月5日から沖縄の美ら海水族館で飼育、展示が開始されました!!

しかし…8日午前9時32分。
お亡くなりになりました。やはり難しいのですね。

水族館業界ではホホシロザメの展示ができるのは美ら海水族館だけだろうと言われているぐらい設備も技術も高い水族館だそうです。
がんばってください!!ぼくも見たいです!!

あれ?
何の記事でしたっけ…。

ああ、メナガグソクムシでした(笑)

鳥羽水族館のグソクムシで振り返る一年

グソクムシといえばあの鳥羽水族館で6年間も餌を食べずに生活していたダイオウグソクムシが有名ですが、亡くなった年、2014年の鳥羽水族館・飼育日記 のまとめ記事がとても面白かったです!!

グソクで一年を振り返る

早いもので、もう今年も残すところあと3日。

ということで、今年出会った(別れた)グソクで振り返ってみたいと思います。

注)グソクとはグソクムシ(グソクムシ科)とオオグソクムシ、ダイオウグソクムシ(スナホリムシ科)のざっくりとした総称です。

1月 三重県尾鷲で捕獲されたネズミフグに付着していたグソクムシの仲間。つぶらな瞳の灰色ちゃん。

2月 大雪のバレンタインデーにダイオウグソクムシ№1が永眠…

5月 熊野灘深海底引きでよく捕れるコイツがまとめて6匹入館。アカレンジャーの眼のグソクムシ。ウオノシラミ属?

6月 会議で愛知県の水族館へ。見たことが無いグソクムシがいた。気になる…

7月 水産試験所からメナガグソクムシ。志摩沖水深200mで捕獲アカムツに寄生。

8月 鳥羽水族館で初めて孵化したオオグソクムシ。一腹に25匹。

9月 超巨大目玉の大型グソクムシ。熊野灘深海底引きで捕獲。 

12月 腹尾節の模様に萌えるグソクムシ。海洋深層水取水施設で水深415mから。アカドンコに寄生。

あぁ、今年は色々なグソクの思い出が走馬燈のように巡る一年でした。

それでは皆さん、良いお年を!

すごいですよね!!
グソクムシといえば鳥羽水族館
と言えるほどの充実っぷりです。

メナガグソクムシちゃんもしっかり展示されていました!
メナガグソクムシは2013年、沼津港深海水族館の石垣館長様がNATIONAL GEOGRAPHICの記事で語られていたのですが、いつの事だったかは記載されていませんでしたが、10年以上追い求め、駿河湾で捕獲に成功したとのことです!!

この深海生物に対する情熱がなければ、沼津港深海水族館も存在していなかったと思われます。尊敬致します!

そして記事を読み進めると…石垣館長様が「海の手配士」とまで言われるようになったもともとのきっかけは、さかなクンさんとの出会いだったとの事!!!すごいですね!

みなさん、人との出会いは大切にしていきましょうね!!


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