いきもにあ探訪記(4) 藻類もロマンの宝庫!?

藻類1

出典:wikipedia

藻類まで飛び出すいきもにあ

いきもにあの会場では、実に様々な生き物グッズが売られていました!

前回までのあらすじはコチラ

いきもにあ探訪記(1) レッツ入場!
先日の12日、13日に京都で開催されたいきもにあというイベントへ行って参りました! 今日から何回かにわたって、いきもにあレポートと...
いきもにあ探訪記(2) 会場近くの素敵なカフェで昼飯!
いきもにあとは いきものテーマの作品をつくるアーティスト、生物研究者など あらゆる “いきもの” 好きが京都に集合! という事...
いきもにあ探訪記(3) ウミウシ発見!
いきもにあとは いきものテーマの作品をつくるアーティスト、生物研究者など あらゆる “いきもの” 好きが京都に集合! とい...

もちろん深海魚もいくつかあったのですが、これは後に取っておくとして、本日ご紹介してみたいのが、こちら。

藻類3

いきもにあで販売されていた藻類Tシャツ

なんと、藻類です(笑)

今、もるいって読んだ方!正直に手をあげてください!!!(笑)
(正直、ぼくも、「もるい?!」って言っちゃいました…)

これは、藻と書いて「そう」と読みますので、藻類(そうるい)です。

遥か太古の昔に、そーいえば理科の授業で習ったような習ってないような。
というわけで藻類って何?って方に簡単に説明すると…

藻類(そうるい, algae)とは、酸素発生型光合成を行う生物のうち、主に地上に生息するコケ植物、シダ植物、種子植物を除いたものの総称である。すなわち、真正細菌であるシアノバクテリア(藍藻)から、真核生物で単細胞生物であるもの(珪藻、黄緑藻、渦鞭毛藻など)及び多細胞生物である海藻類(紅藻、褐藻、緑藻)など、進化的に全く異なるグループを含む。酸素非発生型光合成を行う硫黄細菌などの光合成細菌は藻類に含まれない。
かつては下等な植物として単系統を成すものとされてきたが、現在では多系統と考えられている。従って「藻類」という呼称は光合成を行なうという共通点を持つだけの多様な分類群の総称であり、それ以上の意味を持たない。
(wikipedia)

全然簡単じゃない!!(笑)

複雑怪奇です。

要約すると…

植物なんだか動物なんだかわからない微生物で、光合成する事ができる奴は大体藻類。

という分類ぐらいの意味しかないそうです(笑)
思ったより雑かっ!!

ミクロの世界も深海に負けず劣らずロマンが詰まっていそうですね!!

ゆるすぎてカワイイ藻類シール

さきほどのTシャツを作られていたのは、筑波大学の「ワンダフル★バタフライ」さんというサークルの方々だそうです。

その中でもお一人は実際に学生さんとして藻類の研究をされているという事で、藻類好きが高じてグッズまで製作されているのだとか…!
いきもにあでは、まあ相当マニアックな生物ファンの皆さんが集合されていましたが、微生物や藻類を取り扱っていらっしゃったのは、おそらくこのお店と、クマムシのお店くらいだったんじゃないでしょうか。

では、理科で習ったかもしれない藻類シールをざっと見ていきましょう!

クンショウモ!
その名の通り勲章みたいな形をしております!ワオ!
英名・Pediastrum(ぺディアストラム)!名前がイケメン!!(笑)
藻類5

ウチワヒゲムシ!
これも見たまんまの名前!
英名・Phacus(ファカス)!!ベルセルクに出てきそうです!!(笑)
藻類6

ネンジュモ!
これは見た目が念珠…つまり数珠に似ているから付いた名前です!
英名・Nostoc(ノストック)!絶対魔術使えるでしょって感じです!
藻類4

そして同じ写真に納まっているのが、なぜか理科の時間でもインパクト大だった…
イカダモ!!!
やっぱりまんまイカダみたいです!(笑)
英名・Desmodesmus(デスモデスムス)!!これ、絶対最後のボスですよ…カッコ良すぎます。
やっぱり改めて見ると、藻類って変な形というか、不思議な形というか。
幾何学的なので、生物という括りで言うとホントぶっ飛んでるなあ~と思っちゃいますね(笑)

未来を切り拓く藻類研究

そして、色々調べてみると、色んな藻類がいる中で、近年注目されつつある藻類を発見!

それがこちら、オーランチオキトリウム(Aurantiochytrium)です。
藻類2

出典:wikipedia
この藻類、なんとなんと…石油の代替燃料となるものを生み出すことができる仕組みを持っているらしいです!!

体内からドッサリ油が出て来るって事らしいです(笑)
なんじゃそりゃ!と言いたくなりますよね(笑)

筑波大の研究室では、オーランチキチキの性質を利用して
生活排水中の有機物をオーランチオキトリウムに食べさせることで石油を作るという、汚水浄化と石油生産を同時にこなすシステム開発を目指しています。

まず、私達が出す排水を処理する下水処理場の近くに
オーランチキチキのプラントを作ります。

そうすることでオーランチキチキは有機物を得ることができ、
油を生成します。

オーランチキチキが増えた後の排水は、有機物はほとんどなくなっていますが、
窒素やリンなどの無機物はたくさん含まれているので、
今度は光合成をするボトリオコッカスのような藻類のエサにします。

そうすると、ボトリオコッカスから油がとれて、
さらにそこから余剰有機物が作られて出てきますので、
それを再びオーランチキチキの餌にします。

また、生成された油を火力発電所で使った後、CO2が出てきますので、
これもボトリオコッカスの餌にします。

藻類7

ecoライフスタイル

な、なんかすごい壮大…

これが実現したら、藻類が中心となった循環型社会がほんとにできちゃうかもしれません(笑)
結構、今実用化に向けて本格的に色々と研究が進んでいるようです!
SF的な発想をすると…

藻類の活用によってエネルギー問題を解決した人類…しかしながら藻類の実用化から数十年経ったある日、藻類に自我が芽生え始めた…
そしてある時、全ての藻類が一斉に人類に対して反乱。

藻類の軍事司令・デスモデスムスが宣戦布告を行ったのだ!!

今、人類と藻類の壮絶な戦いが始まる…(デデン!)
うーむ…藻類とは戦いたくない!!!名前以外、全然敵キャラっぽくないです!(笑)

というわけで、いきもにあ探訪記、まだまだ続きます~。

続きはこちら。

いきもにあ探訪記(5) 透明標本は超クール!
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