クセノフィオフォラ 深海生物紹介

xenophyophore[1]

世界最大級の単細胞生物

なんだか難しい名前のクセノフィオフォラ。ご想像通り、この名前は学名です。

アルファベットで書くとXenophyophore
なんだかカッコイイ(笑)

日本名などは特に無いと思われます。

  • 原生動物門
  • クセノフィオフォラ網
  • 生息地域 : 世界中
  • 直径 : 数mmから20cm

見た目的には海綿動物のように見えますが、実は違います。

海綿動物は多細胞生物なのですが、このクセノフィオフォラ、なんとこの見た目で単細胞生物です!!

単細胞生物といえば、アメーバやゾウリムシなど顕微鏡などでしか見えないようなミクロな世界の話だと思っていたのですが、20cmのでかさの単細胞生物がいるのです!

ロマンですねぇ。

逆に考えると…20cmのアメーバやゾウリムシなんて考えられないですよね(笑)

脳のような怪しい見た目

しかしまーほんと見た目は脳みそみたいですねぇ。
脳みそといえばノウサンゴという名前もそのまんまの珊瑚があります。漢字で書くと脳珊瑚です。ほんと、まんまですね(笑)

img[1]

出典:海ずかん

スキューバダイビングなんかでもよく見られるので有名ですね。
しかし良く見ると、クセノフィオフォラとはちょっと違います。

クセノフィオフォラも浅い海にもいるという報告があるのですが、学者様達の間では疑問視されているそうです。

海綿?アメーバ?虫?謎に包まれた生物

クセノフィオフォラは深海では結構どこでも目にすることが多く、よく発見されています。
約50種もの種類が確認されているそうです。

しかしそこは深海、詳しいことは全くわからないそうです。

クセノフィオフォラは、その広い分布の割りにさほど知られていない。それはクセノフィオフォラが多彩な外見を示す上に、繊細で壊れやすい生物だからである。深海性のクセノフィオフォラが人の目に付く所まで流されてくる事はあるが、潮流による撹乱の影響が大きい浅海では生体の形状が歪んだり、或いは壊れたりしてしまう。ゆえに、その全体像が明らかになるには深海探査技術の発展を待たねばならなかった。

(wikipedia)


1889年に発見された当初は海綿動物といわれ、研究されていき一時は有殻アメーバとされ、現在は特殊化した有孔虫とされているそうです。

こ、これ虫なんですか??
と思いますが、そういう意味の虫ではなさそうです。

見ている限りでは違うみたいですが、この辺は専門的すぎてよくわかりません(笑)

ロマンです!!(納得)

動きがなさすぎて動画の意味は全くないと思われますが(笑)
一応貼っておきますね(笑)

単細胞生物ということで、学術的に難しい言い回しの説明が多く簡単な言いまわしでまとめてしまうとすごく長くなってしまいそうなので(笑) wikipediaの方から引用させていただくと、

クセノフィオフォラの形状は、平らな円盤状、四面体、樹状、フリルのような形や球形の海綿にも似た形状など多岐に渡る。基本構造は粘性のある細胞質の塊で、無数の細胞核がまんべんなく分布している。細胞質は“granellare”と呼ばれる、厚さ2-5μmのセメント質硫酸バリウム結晶)より成る枝分かれした構造内に収まっている。

細胞質と granellare の外側は、細胞が糊状の物質を分泌して自身の排泄物を固化、形成した管状構造“stercomata”が取り巻いている。さらにその外側には、自身の分泌物と外来の膠着物から成る殻 (test) が存在する。この殻には、泥や砂粒などの粒子のほか海綿の骨片や放散虫の骨針、有孔虫の殻などが含まれている。この特徴的な細胞外構造は“Xenophyophore”という名前の由来にもなっている(ギリシア語xeno- ‘外来の・異質な’、phy-o- ‘物’、-phora-phorus ‘着けている’)。また、後述するスタノマ目 (Stannomida)のクセノフィオフォラは、linellae と呼ばれるシルク様のタンパク質から成る繊維をまとっており、これの有無はクセノフィオフォラの2目を分ける分類基準となっている。

クセノフィオフォラは海底に張り付いて餌を待つ従属栄養生物である。捕食の為に粘液質を放出し、これによって餌粒子を捕捉する。海溝のようにクセノフィオフォラが密集した狭い場所では、この粘液質は海底の大部分を覆うほどになる。密度の高い地域では細胞密度が2,000個体/100m² に達するまでに優占する。クセノフィオフォラの摂食様式はアメーバのものに近く、仮足を伸ばして食物を包んで取り込む。大部分のクセノフィオフォラは表在性であるが、唯一 Occultammina profunda だけは埋在性で、底質の内部6cm程度の深さに埋没して生活している。逆に、固い基質のみを好む Semipsammina 属などもあり、生息地の好みが分かれている。

継続的に堆積物の集積と構造物の形成を行うクセノフィオフォラは、その殻が等脚類の住処として機能するなどの理由から、底生生物の生態系において重要な地位を占めると考えられている。クセノフィオフォラが優占する海底では、他の場所よりも底生性の甲殻類棘皮動物軟体動物などが3-4倍も多いという報告もある。殻が利用されるだけでなく、クセノフィオフォラ自体が他の生物と共生関係を持っている場合もある。殻に同棲する生物としては Hebefustis 属の等脚類の他、星口動物多毛類線虫など幅広い生物群が知られており、中でもカイアシ類は半永久的な同居を行う。他にクモヒトデもクセノフィオフォラの表面や下側からよく発見され、何らかの関係を築いていると考えられている。これら他の生物との関連と世界中の海洋に分布する事を併せ、クセノフィオフォラは底生生物群集の多様性維持に不可欠な要素であると考えられている。反面、様々な生物との関係や安定した大量の基質を要求する生物であるがゆえに、クセノフィオフォラの培養は未だ成功例がない。

分裂により無性的に増えると考えられているが、詳細は不明である。2本鞭毛鞭毛虫遊走子接合による有性生殖を行う可能性も示唆されている。

(wikipedia)

とのことです。

めっちゃかいつまむと、捕食は粘液を出して包み込み、仮足で捕食します。

なんだかホラー(笑)

単細胞生物なので分裂して増えると考えられていますが、有性生殖による繁殖を行う可能性も否定できないそうです。
どっちにしても、全く想像がつきませんよね(笑)

そして深海でよく見かける割には結構繊細で、持ち帰ったとしても飼育出来た例はいまだに無いようですね。

いつかは一家に一台!!クセノフィオフォラ!!

なーんて時代も来るかもしれませんね。

…す、すいません、特に意味は無いです(笑)

とりあえず、まとめると…
深海はまだまだロマン満載だということですね!!


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