ミスジオクメウオ 深海生物紹介

Misuji_okumeuoL[1]

出典:高知大学理学部理学科 海洋生物研究室ホームページ

ホラーなゲームなどでよく魚かヒルかよくわからないちっさい生物に襲われることがありますが、まさにそんな風貌をもった深海魚、深海生物のミスジオクメウオ

なんというか…お化けっぽい(笑)

  • 硬骨魚網
  • アシロ目
  • ソコオクメウオ科
  • 生息地域 : 南日本沖、南アフリカ沖
  • 体長 : 約18cm

目が退化しており非常に小さく、体がぶにょぶにょなのも相まって完全に埋もれてしまっていて目が無いように見えます。
ホントに無くなってしまっている個体もいるそうです。

深海生物のよくある特徴、目は退化しているやつですね。

目の代わりになっているのはいつものアレです。

側線が付いています。

水の振動を感じることが出来る器官です。ロマンです!!

海底に沈んだ死骸などに集まる節足動物などを捕食するのですが、嗅覚も優れており、ほぼ側線と嗅覚で感知しているそうです。
もはや人間にはわからない感覚ですよね。

実は結構レアキャラ

このミスジオクメウオ、けっこうなレアキャラです。

高知大学理学部理学科、海洋生物研究室ホームページに詳しく記載されていました。

日本近海では,1906年にアメリカ合衆国の調査船アルバトロス号が相模湾の水深 386-430 m で1個体の標本をトロール網により採集し,Nielsen (1969) はこの標本を未同定の”Barathronus specimen” として報告しました.この標本とその後沖縄舟状海盆調査で採集されたBarathronus sp. (Machida, 1984) は B. maculatus と同定され,ミスジオクメウオの和名が付けられています(Nielsen and Machida, 1985).本種は南アフリカ沖で採集された1個体の標本に基づき,ロシア人の魚類学者 Yu. N. Shcherbachev により1976年に新種として記載され,Nielsen and Machida (1985)の論文が出版された時点では,世界で5個体の標本が知られるのみでした.その後,水産研究所の調査船こたか丸のトロール網により,土佐湾中央部の水深約700~800 m から写真個体を含め3個体の標本が相次いで採集されています(Shinohara et al., 2001).しかし,日本周辺から本科他種の記録はありません.本種の記録は南アフリカの東岸沖と南日本沖の2つの海域に限られており,その分布や生態は不明です。

土佐湾で採集されたミスジオクメウオの標本写真

上からBSKU 86066 (114 mm SL), 44781 (145 mm SL), 47732 (147 mm SL) .


眼は退化し,皮下に完全に埋没し,前鋤骨と下顎には犬歯状歯が数本あります.


 雄にはりっぱな交接器があり,その形態は同属他種と異なります.


 雌はもちろん交接器をもちません.


ということです。
今のところアフリカの東岸沖と南日本沖の2つの海域でしか見つかっていません。
レアですねぇ。

しかしそこは深海、まだまだホントのところはわかりません。
数年後にはいろんなところで発見されている…なんてこともありますね。

ロマンです!!

やはりレアキャラ、グッズどころかホームページでさえあまり情報がありませんでした。
またいろいろ調べてみようと思います!!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。